「重要度」が現実世界をつくる
私たちが見ている現実は、自分自身が重要だと判断した情報でできている世界。
牧野彰邦
2025.05.10
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人間の脳というのは、重要だと思うものしか認識していないんですね。脳にはそういうフィルターのような部分があって、世の中にあるいろんな情報、視覚情報、聴覚情報、見たり聞いたり、匂いなど、五感から入ってくる外部情報の中から、全部を取り入れていたら大変だし、すごく効率が悪いので、脳は効率よく、省エネで働こうとします。