思考のサンプリング(10日目 2024年4月21日)
書き出しが決まってると楽。ほぼ日にインタビューしてもらいたい。編集について。思考のサンプリング。カテゴリー分けと整理整頓がを仕事にする。100日書いたらサンプリング開始してみる。
牧野彰邦
2024.04.21
読者限定
さて、今日も書いていこう。
書き出しが決まっていると、書きやすい。最初の言葉さえかけてしまえば、あとはとにかくノンストップで書きつづけるだけだ。このノンストップというのは、止まらないくらい書ける、というわけではない。止まらないで書く、というだけである。とにかく、なんでもいいから書く。止まらずに書く。手を止めるくらいなら、あーとか、うーとか、なんでもいいから書く。とまらないようにお茶を濁しながらでもとにかく止まらない、ということを一番の目的にする。そう、いい文章を書くことは第一の目的ではないのだ。いい文章かどうかは、書き上がったあとに、わかること。土の中に金が埋まっているとしたら、まず掘らないと、金には巡り会えないのと同じように。まず掘る、そして掘り続ける。掘った後に、金が出てくるかどうかわかる。結果はいつもあとだ。
結果をついつい求めてしまう。それが一番わかりやすい形なのは、お金だろう。俺の場合は、結果=お金な気がする。つまり、お金というものが、いまいち掴みきれていないのだろう。お金というものについて、1冊の本が書けるとしたら、それは自分なりに、お金というものが何なのかを説明できるということなのではないか。