変わりたいなら何回も何回も書く、スポイトで水滴を垂らすくらいの覚悟で(9日目 2024年4月20日)
変化に弱い自分。親のキャパ。目的論を思い出せ。変わりたいなら何回も何回も書く、スポイトで水滴を垂らすくらいの覚悟で。建売人生ではなく、人生はセルフビルドする。
牧野彰邦
2024.04.20
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さて、今日も書いていこう。随分と書くのが遅くなってしまった。今日はリズムがすごく崩れている。やっぱりいつも、同じ、というのが自分にとっては心地よいのかもしれない。
昔は、そういう自分が嫌いだった。臨機応変じゃない自分が好きじゃなかった。できれば、何にでも対応できていたいし、変化に柔軟でありたかった。というか、むしろ自分は変化に強いと思っていたくらいだ。大学で東京に出てきたときは、次の日から標準語をしゃべれていた気がする。ときおり変な感じではあったけれど、「なまっているね」と言われたことは一度もない。人生で一度もない。地元の友達に電話して、わざと標準語を話して、すごく嫌な感じだったと思う。ま、でも、それくらい新しい環境に適応するのは難しくないというか、むしろ好奇心のほうがまさって、変化歓迎という感じだと思っていた。もしかしたら、20代前半くらいまではそうだったのかもしれない。だけど、今は変化するのが嫌いなようだ。
ハイキングを趣味にしようとしたときがあった。なので、新しいヒップバッグを買って、それをもって、登り始めてすぐに、ベルトの調整具合が気になって気になって、ヒップバッグに文句を言って機嫌が悪くなるくらいに新しいものに馴染むのに抵抗があるらしい。